音楽祭のプレリュード(A Festival Prelude)
アルフレッド・リード 作曲(Alfred Reed)

 

日本では1970年(第18回)の全日本吹奏楽コンクールで高校以上の部門の課題曲に選ばれ、その後のリード人気のきっかけとなった曲です。

 

高校3年の定期演奏会で第一曲目に演奏しました。リードの曲は高校時代にたくさんやりましたが、この曲はそこまで思い入れがなかったかも。やっぱりファンファーレだから金管メインの曲というイメージがあった。

木管がおいしいところもたくさんあります。クラの1stは高い音が多い。トランペットが断然かっこいい!そして大変そうな曲です。中間部は木管と金管のメロディの掛け合いがいい感じです。

 

リードの最初期の作品の一つらしく、あまりリードっぽさが出ていない曲に感じるのは私だけでしょうか。いずれにしろいい曲です。演奏会の1曲目にはもってこいです。

 

1970年度のコンクール課題曲になり、そこからリードの曲の人気が日本で出たということで、リード氏の日本好き、果ては私がリード氏の指揮で演奏できることになるという、そこまでのつながりを感じる曲であります(勝手にだけど)。

 

高校3年次の定期演奏会は思い出がいっぱいすぎて、本当に青春してたなぁ。受験を控えた高校3年生が10月の定期演奏会に向けて、部活しっぱなしっていうのもどうかと思うけど(一応都内の進学公立高)、でもあのときあの仲間たちと演奏できてよかったといまでも思える。やっぱり部活っていいもんですよ。

 

いま中学生、高校生の人たちには受験も大事だけど、部活もがんばって欲しいなぁと思います。二度とああいう青春時代は返ってこないからね~。

 

トランペットの友人がまだバリバリ吹奏楽続けているのも嬉しい。みんな大人になったらやめちゃうからね。またみんなと吹きたいなぁ♪(あーまた曲紹介になってない 笑)

 

 


音楽祭のプレリュード バンド・クラシックス・ライブラリー6