テキーラ(Tequila)
明光院 正人 編曲 (Masato Myokoin)
New Sounds in Brass

 

ラテンの陽気で明るいノリの曲、テキーラです。曲中に「テ、クィーーーラッ!!」と叫ぶところがあって奏者も観客も楽しくなる曲。私が演奏したのはニューサウンズ版ですが、この曲はThe Champsというアメリカのロックンロールバンドが1985年にリリースした有名な曲で吹奏楽アレンジも有名ですね。

 

はじめから終わりまでラテンのリズムでノリノリです。楽しく乗り良く吹きたいですね。「テキーラ!」の叫びは恥ずかしがらずに全力で!もしくは低い良い声の元気な男子にやってもらいましょう。

 

トランペットに長めの目立つソロがありますね~。かっこよくきめて下さい。金管低音の見せ場が多いかな。木管はお飾りが多いですね。最後もどんどん盛り上がっていって「テキーラ!」の叫びで終わります。

 

もうはじめっから手拍子をお客さんに要求できちゃう曲ですね~。ところで、奏者が舞台上で誘うように手拍子をしているとお客さんもやってくれるわけですが、奏者が全員楽器演奏に入ると、お客さんは手拍子をそのまま続けるのか?止めたほうがいいのか?迷いますよね~ 笑。

 

続けると手拍子のテンポと指揮者のやりたいテンポがずれたりもするし。。。アンコールなら盛り上がったまま終われるので手拍子ありのままでもいいんですが、ずっと手拍子ありは奏者もお客さんもつらいっていう現実ありますよね。自分がお客の時はどうするのが正解なんでしょうか?!未だにわからない!

 

 


ニュー・サウンズ・イン・ブラス ’94

 

 


New Sounds in Brass NSB 第22集 テキーラ