雲のコラージュ(Clouds in Collage)
櫛田 胅之扶 作曲(KUSHIDA Tetsunosuke)

1994年全日本吹奏楽コンクール課題曲

 

中学3年のコンクールでやりました。2年次とは違ってものすごく思い出のある曲。

 

とりあえず最初のフルートとユーフォのソロがめっちゃかっこいい。つづいてのトランペットのメロディも懐かしい~。そしてクラリネットのメロディへと入っていくというね。この曲は全体的にはなんだかちょっと暗ーい感じなのに飽きずに吹けた。評価も高いみたいで納得です。いい曲ですね。練習しがいのある曲でした。

 

クラの「シラシ、ドシド、レドシ、以下略~」の三連符でしたか?あのあたりものすごく練習した思い出が。息吸うところがないんだよなー。中学時代の中では一番練習した部分だと思います。

 

3年のときは部長やったんですけど、もう少人数過ぎてよくコンクールでれたなと。3年生は多かったけど、2年生が4人、1年生が3人くらいしかいなかったはず。。。写真が手元にないので記憶違いがあるかもだけど、おそらく編成が Fl. 2 Cl. 3 T.sax 1 Tp. 1 Horn 2 Tb. 2 Euph. 1 Tuba 1 Per. 2+他の部活の助っ人2 の合計17人くらいしかいなかった。

 

この曲の要っぽいフルートは毎度おなじみ上手なYちゃんがいたし、ユーフォも3年生のIちゃんがこれまたうまくてきれいな音だったし、トランペットは1人だというのに2年生の頑張り屋さんNちゃんが上手だった。うまいことホルンとトロンボーンは2人づついたし、クラとサックスは4人中3人が3年生だったのであまり問題なし。チューバの1年生が身体も大きくてがんばってくれてた。パーカッションは足りないのでバスケ部とバレー部から3年生に1人ずつ手伝ってもらいました。

 

よくこの人数で万年努力賞だったのに銅賞とれたわ。銅賞でも、ものすごくうれしかったですよ。本当に。がんばったら認めてもらえるんだなぁって、世の中捨てたもんじゃないなと思わせてくれました。ありがとう、当時の審査員の方々。

 

コンクール本番当日、セッティングが終わってさぁ曲が始まるぞってとこで、パーカス助っ人のIちゃんが譜面台をぶったおすというアクシデント 笑。ものすごい勢いで倒れて、私は誰かに当たって血が出る騒ぎになったかと思った。。。

 

誰にも当たらずに大丈夫だったけど、当時の顧問の先生(産休代理のF先生)がめっちゃ落ち着いてて、「大丈夫大丈夫、これで緊張が解けたね」と。結構私は緊張しいなので、本当にこれでなんか笑っちゃってリラックスして吹けた。吹奏楽人生で1、2を争うくらい集中して、そのとき持っていたベストの演奏が出来た。練習しまくった3連符もやりきった!

 

銅賞もらったあとに風が強い中、外でとった全員集合写真とか青春してたな~って思います。みんなちょーいい笑顔で写ってるから。みんなで目標に向かって打ち込むってものすごくいい経験になりますね。

 

このあと親も交えてみんなでレストランで食事して、F先生がもう最後だから(産休の先生が戻るので)お別れして、F先生から全員にタオルいただいたり。ものすごく楽しい時間だったんだけど緊張の糸が切れたのか、もしくはレストランで何かにあたったのか、その夜眠れないほど気持ち悪くなったという、オチ。

 

F先生お元気にされているかしら?機会があったらお酒でも飲みながら当時の思い出話をしてみたいなぁ。