大草原の歌(Song of the Prairie)
レックス・ミッチェル 作曲 (Rex Mitchell)
吹奏楽経験者ならほとんどの人が好きな曲ではないでしょうか?演奏したことがなくてもどこかの演奏会で耳にしたことが必ずある曲だと思います。音楽から大草原の情景が浮かんでくるような名曲ですね。
作曲者のレックス・ミッチェルはアメリカ生まれの作曲・指揮者で主に吹奏楽曲の作曲をされた方です。この曲と「海の歌」が有名ですね~この2曲はセットと言ってもいいかも。吹奏楽のオリジナル曲らしく吹いていてとても楽しくて気持ちのいい曲だと思います。
静かに厳かに始まる金管のメロディは木管のメロディに繋がります。その後の耳になじみのある金管のメロディに木管の合いの手。盛り上がったところのハモリは吹いていて気持ちいいですよね~。
そして静かな部分が終わったあとのスネアの入りがかっこいい~。そこからは各楽器が複雑に絡んで面白いです。4分~のクラリネットとトランペットのメロディの掛け合いが最高。そのあとのトロンボーンの低音の響きもいいですね。クラリネットはメロディ以外にもきざみや連符と色々忙しい曲です。
最後のゆっくりで雄大なところがこれぞ吹奏楽!って感じで私は好きです。ちなみに曲名のPrairieは草地とか牧草地という意味の英語ですがあのプレーリードックのプレーリーです。
大草原の歌をやると海の歌もやりたくなるというね。この曲は高校生のときに吹きました。定期演奏会ではなかったけれど。吹奏楽好きなら1度は演奏したほうがいい曲だと思います。どの楽器にもおいしい部分があって本番での緊張感のある演奏ならば鳥肌ものの気持ちのいいメロディとハーモニィが楽しめます。
やはり吹奏楽オリジナル曲は演奏してて楽しい!またやりたいなぁ。