宝島(Takarajima)
和泉 宏隆(IZUMI Hirotaka) 作曲 真島 俊夫 (MASHIMA Toshio) 編曲
New Sounds in Brass
この曲をまだ紹介していなかったとは…。吹奏楽経験者なら100%知っているであろう有名曲「宝島」です。フュージョンバンドTHE SQUARE(現T-SQUARE)の代表曲(その他にオーメンズオブラブ)を真島先生が編曲した吹奏楽経験者でなくてもどこかで耳にしたことのあるという曲ですね。ところでフュージョンバンドとはなんぞや?と調べたところ「ジャズを基調にロックやラテン音楽、R&B、電子音楽などを融合(フューズ)させた音楽のジャンル」だそうです。
ノリノリなパーカッションから曲がスタートです。手拍子をだいたい強要されるというかするというか 笑。最初のメロディは裏のホルンがかっこいい。「チャチャッ、チャッ、チャッ、チャチャ」は全員で決めてください。
そのあとは木管のメロディ。クラリネットはサックスにかき消されてほとんど聞こえません 笑。このときばかりはサックス吹きたいなぁとか思う。そして1回目のアルトサックスソロ!このはじめの入りがかっこいいですよねぇ~。
金管メロディの裏で連符からの高音伸ばしという気持ちいいところを吹き興奮するクラリネット。そして吠えるホルン。2回目のホルンの吠えるところで大体鳥肌が立ちますなぜか。私だけでしょうか?!
2回目のアルトサックスソロは結構難しそう、わりと連符ありで大変そうですがかっこいいことに変わりはないです。そのあとはパーカッションのみの部分。絶対舞台前にでてくるかその場で踊るかするやーつですね。あと手拍子ね!
トランペット&トロンボーンのユニゾンは迫力満点です。最後のほうはみんなもう大興奮のままフィニッシュという感じです。
この曲は高校生時代に何度となく吹きましたねぇ。盛り上がるとこの曲みたいな。だいたいアンコールに登場することが多い曲ですね。クラリネットはそうでもないけど、金管群はだいぶ疲れる曲ではないかと。アンコールまで体力温存しておかないと(?)ですね。アルトサックスのソロを兎に角応援する気持ちで吹いてましたね毎回。あとトランペット元気だなぁって思う曲です。
アルトサックスの上手い人がいる楽団でならもう一回吹きたいなぁと思いますが、クラリネットはそこまで面白い曲ではないですね。海外では演奏する機会はないな…。でもやっぱりこの曲を聴くと青春時代の1ページが戻ってきます。若い学生の時にぜひとも合奏しておきたい1曲だと思います!
↓ディスク1の3曲目
〈吹奏楽に青春をかけた人たちに捧ぐ! 〉もう一度、吹きたい。吹奏楽名曲集~アルメニアン・ダンス パートI・アフリカン・シンフォニー~