トリステーザ(Tristeza)
ハロルド・ロボ、ニルティーニョ 作曲(Harold Lobo/Niltinho)
真島俊夫 編曲(Mashima Toshio)
New Souds in Brass
ブラジルの名曲トリステーザです。サンバやボサノバの名曲として有名。ところでサンバとボサノバの違いはどこにあるのかと調べてみたところ、簡単にいうとサンバはあのブラジルのカーニバルで有名なノリノリの民族音楽で、そこから派生してちょっとオシャレにジャズの要素を足して生まれたのがボサノバらしいです。他にはコパカバーナもサンバ。
フルートの美しい旋律から始まります。木管群のハーモニィが美しい。そして低音金管が加わり静かに曲が始まっていきます。静かなまま主題のテーマが流れて、パーカッションが加わってからはノリノリのリズムへ。クラリネットとフルートはトランペットの旋律の裏で連符です。そのあとサックスと一緒にメロディもあり。
中間部にトロンボーンのクールな長めソロがあります。そのあと有名な「ららっらーらー♪」の歌。そこにかぶせるようにトランペットソロ。
パーカッションがかっこいいです。ノリノリで演奏してください。フルートの連符がきれいでいいですね。クラリネットはメロディあり連符ありで忙しい割にはそこまで目立つところもなくといった曲でしょうか。
この曲は高校の定期演奏会でやりました。1年か2年かは忘れましたが。合奏中はみんなで歌うと楽しいですよね~。あまり印象に残っていなくて誰がソロを吹いたかも記憶がないです…。でも曲のタイトルだけは記憶に残っていました。聴いたらああ~これね~となる曲ですね。
動画検索するとトロンボーンソロの部分をフルートでやったり、ソロの内容を色々アレンジできる曲ですね。ノリノリのパーカッションの人たちをちょっと冷めた目でみるクラリネットの面々といった思い出の曲ですね 笑。