新しい日が明ける(Dawn of a New Day)
ジェイムズ・スウェアリンジェン 作曲(James Swearingen)

 

明けましておめでとうございます。2018年1曲目は吹奏楽といえばこの方、スウェアリンジェン作曲の「新しい日が明ける(Dawn of a New Day)」です。新年が明けたという意味の題名ではないですけどまぁなんとなく縁起のいい曲名なので 笑。

 

トランペットの美しい旋律から始まる曲は割りとすぐに夜が明けて明るい日差しが入り込んでくるような情景へと続きます。その後はお得意の変拍子バリバリのスウェアリンジェン氏らしい旋律。クラリネットは気持ちのいい中低音メロディがあります。

 

中間部はフルートのきれいなソロの裏でハーモニィを奏でるクラリネット。合間に金管群のハーモニィもきれいです。その後はきざみのパーカッションが心地いい。最後はお決まりの壮大な感じの金管メロディで終わりかと思いきや、テンポアップしてはじめの旋律がまた出てくる!最後はテンポアップのままかっこよくフィニッシュです。

 

演奏したことの無い人でも聴いたらなんだか吹いてみたくなるような曲です。スウェアリンジェン氏の曲はクラリネットはメロディもそこそこあるけど高音のメロディがあまりなくて、中低音がメインだから割と人数がいないと鳴らしにくいというイメージが私の中にあるのですが、この曲もそんな感じですね。大人数できれいに鳴らしたいところです。

 

題名にあるDawnというのは夜明けという意味です。映画の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(原題: From Dusk Till Dawn)のドゥーンですね!私はいつもDawnをみるとこの映画の題名を思い出してしまう。ちなみにDuskは夕暮れという意味です。

 

この曲は数年前に日本で吹きました!日本帰国中に演奏会にのる機会があって演奏させていただきました。大人になってからのスウェアリンジェンもいいものだなぁ~。

 

(というわけで(突然)、2018年もなるべく頑張って更新できたらなと思っております。)

 

 

 


栄光の全てに:ジェームス・スウェアリンジェン作品集 In All Its Glory: The Music Of James Swearingen

 

 

スウェアリンジェン/新しい日の夜明け(参考音源CD付) (Y-012-2548-00/吹奏楽譜(スコア・パート譜)/輸入吹奏楽譜(W)/G3.5/T:5:55)